野球とサッカーの小学生人気はどう？サッカー人気の要因は

小学生に人気なのはサッカー？

小学生の野球と言えばリトルリーグというくらい小学生がスポーツの習い事をすると言えば野球である時代がありました。しかし、昨今ではサッカーチームの人気が高く、小学生も低学年からサッカーに取り組む方が増えてきましたね。

野球も一つの小学校でいくつものチームで募集があるくらい習う方も多いです。しかし、なぜサッカーがこれほどまで人気が出たか、小学生の取り組むスポーツという観点から今回考えてみます。

サッカーは世界各国で力を入れて取り組まれ、世界戦の規模で国単位の代表戦が頻繁に行われる事が魅力ですね。野球もWBCなど国単位の世界戦も行われるようになりましたが、盛り上がっている国が限られている傾向があります。

対してサッカーはヨーロッパから南米、アフリカまで各地で人気があります。地域によっては下火であるという場がないことに強みがありますね。

ジュニア層で世界的にも人気のあるサッカーは用具があまり必要でない事も魅力です。野球との対比で考えてみるとバットやミットなど必須と言える道具がボールくらいでかなり開始までの用具に対するハードルが少ないと言えます。

これは日本でも小学生からのサッカーなどでもわかりやすいですね。適性を見極める段階でも気軽に試してみる事ができます。野球用具一式をそろえなければ行えないという訳ではない所がとりくみのきっかけを得やすいという事です。

野球は小学生で完全に下火という訳ではありません。実際にクラスでも何人も野球を習う方がいるくらいまだ根強い人気があります。

これは親世代が野球に熱中した方がいるという部分が大きいです。野球に親しんだ世代による土台があるからこそ野球人気を保てています。

ここからが正念場と言えますね。別にサッカーと対抗しようという訳ではありません。野球人気を繋いでいけるだけの魅力を保持する事が大切です。

野球観戦に魅力を持ってもらうというのも一つの観点ですね。実際に現地でプロの技術を見るだけでも全然違います。迫力がある体感というのは子供にとって強い記憶となるでしょう。

小学生の習い事も多様化してきています。サッカー、野球に限らない別のスポーツが次の世代で人気が出ている可能性もあります。野球を愛する一人として今後も魅力を伝えていきたいですね。