高校野球で使用率の高いバットと言えば
高校野球の金属バットで使用率の高いメーカーはやはり有名メーカーが多いです。ただ、最近ではメーカーごとに特色があって限られたメーカーのみが絶大な人気という訳ではなくなってきています。
個々の打撃スタイルやチーム方針によって好まれるバットのメーカーも変わります。今回、高校野球にスポットを当ててよく使われるバットの特色について記載いたします。
スカイビートとVコングが根強い人気
SSKのスカイビートとミズノのVコングが根強い人気を誇っていますね。スカイビートは中学硬式から使い慣れている方も多い、名前の通りインパクト時のビート音に特色があります。
あの金属バットならではの反発音は打ち抜いた感が出て、実際に振りぬくまでの動きをクセとして覚えるためにもいいとされています。きっちり打ち抜くためのバットとして確固たる地位を築いていますね。
Vコングは対象的にインパクトの瞬間を意識したつくりです。流し打ちや小技など日本のベースボールでは欠かせない多彩な攻めに適したバットと言えます。
ゼットやウィルソン、アシックスも好まれる
SSKとミズノ以外にも高校野球で好まれる金属バットはあります。ZETT(ゼット)のゼットパワーなどパワーヒッターではないバッターでも自在に運べると評判です。打ちやすいバットとして評判がありますね。
ウィルソンもディマリ二もスイートスポットが広い事をウリにしているだけあり、ミートがしやすいバットとして人気がありますね。確実にとらえることを意識する方針にとても合い、ディマリニ好きな方はこれ一本という方が多い気がします。
アシックスのスピードアクセルは細身のバットとして知られますね。振りやすく、それでいて芯を捉えやすいという特徴があります。手のしびれ軽減を意識した設計となっていて打ち返しやすいバットですね。
チーム方針よりも合ったバットを重視する傾向
パワーヒッター向けかミート重視かのようなおおざっぱな括りではなく、あまりメーカー縛りを強くせず個々にあったバットを選ぶ傾向が増えてきました。
昔であれば甲子園常連校などあのメーカーというように代名詞的に浮かぶ高校が多かったですが、昨今では多彩なメーカーを試している傾向が強いです。それだけ各メーカーの強いポイントが際立ち、高校野球での生かしたシーンも増えてきました。
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