グローブを作る仕事はこだわりと実装検討過程をいかにクリアにできるか

グローブを作るという仕事にするには

大好きな野球用品に囲まれて仕事ができること、とても憧れますよね。野球用品の販売職を思い浮かべる事が多いかと思いますが、グローブを作る仕事というのも密かに注目されています。

野球用品の中でも設計面で工夫する箇所も多く、オーダー品も多いのがグローブですね。グローブを作る仕事についても大きく分けて2パターンあります。1つはグローブ自体の設計を行う担務です。ベースとなるモデルを設計して多くの野球選手に使ってもらえる形となります。

そしてもう1つがいわゆるグローブ職人として大切な1つのグラブを自らが作成する業務です。手作業ならではの調整など苦労も多い分、できた時の喜びも大きいとされます。

今回、グローブの設計と制作の2つを軸にグローブを作る仕事について取り上げていきます。

設計は意図を持った工夫の塊

野球用品のグローブの設計は完成品の結果には出ない、多くの意図が込められています。例えば、捕球面ひとつを取ってみてもオールラウンダーとして幅広い局面に対応するのか、プロ仕様のような強化したい所を極限まで尖らせるかによってまったく違います。

また、理想と現実の折り合いも付かせなければなりません。正直、グローブはオーダー品もあり、既製品ならではの汎用性という側面からもグローブ制作は考えなければなりません。

いわば、内野手用モデルであれば初めて内野手をやる方がつけるか、ショートの名手としてさらに極めて行きたい方が探すグラブかと言った違いです。

理想だけではない意図を組み込み、完成品として提示できる意識がグローブを設計する仕事には大切となります。ここでできうる範囲で行った斬新さを評価される時にこの上ない喜びもありますね。

グローブを制作する仕事は小さな違いに気づけること

グローブを制作する仕事ではグローブの特性上、オーダーメード品も多く扱う事となります。手作業で行う工程も多く、皮の状態も季節や個体差によって違いを感じ取れなければなりません。

決められて行程やマニュアル化された流れも当然あります。しかし、最終的に利用するグローブ愛好家の野球選手の事をどれだけ思えるかにグローブを作る仕事はかかってきます。細かい行程でもいかにグラブの受け手が感じる部分を組み込めるかです。

グローブを制作する仕事は意外に正規募集も出ている職種です。本気で取り組む中でも下積み時期もあり、一人前になるまでの道のりは険しい部分もあります。しかし、野球用品を新たに生み出せるというやりがいはかけがえのないものとなりますね。

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