サンドボールで小スペースでもフルスイングができる
野球でサンドボールという砂や鉄が入った通常より重いボールを打つと打撃力が向上するという練習が聞かれますね。たしかに、筋トレであると重い負荷をかけるといいですが、野球のバッティングではどうでしょうか。
自作のサンドボールをつくるという形で制作しても、バッティングのインパクトで衝撃が大きい為、耐久力が難しいです。1、2球打つと壊れて中から砂が破裂して出てしまうという事を自作では経験した方も多いと思います。
サンドボールのいい製品がないかと探していた時に、耐久性の部分でも合理的な形があるこの商品を見つけました。
空気圧を調整できて、簡単に行えるように空気入れも付属しているのがいいですね。今回、サンドボールの使用法からメンテナンスまでまとめてみました。
ジュニアの飛距離アップに効果が高い
サンドボールの練習では特にジュニア世代の飛距離アップに効果的だと言われています。通常のボールよりも重いため、しっかり芯を食ってインパクトを意識しないとまったく飛びません。
さらに、振り切る意識を持たないとサンドボールの重さに負けてしまいます。ボールが当たればなんとかなるという意識を捨て去ることが体で覚える形でわかります。
また、うまく重みに耐えられない場合も押し切る意識ができます。これは通常のボールに戻った際にもクセとして残り、特にジュニア世代では目に見えて飛ぶようになったという声も多いです。
この、見るからに飛ぶようになったというのは子供の意識面でもとても大切ですね。気持ちがノリ、非力なバッターだと思っていたメンタル状態から強打者だというような意識に変わるだけでもバッティングへの意識が変わると言われています。
小スペースでも練習できるのがサンドボール
サンドボールは重いため、芯で捉えてフルスイングをしてもたいして飛びません。個人差はありますが5メートル前後飛べばいい方とも言われています。
これはフェンスや外野守備がない場所でもしっかり振りぬく練習ができるという面でもとても優れていますね。例えば、試合前の打撃練習でも順番に限られた球数のみの練習からサンドボールを使って納得いくまで振り切る打撃調整ができます。
空気入れでしっかり調整できる
サンドボールのセットにはおまけで空気入れも付属されています。この空気入れがメンテナンスにとても役立ちます。
サンドボールは重さを保ちながら中に空気も入った形であるため、どうしても打撃数を重ねると空気が抜けてきてしまいます。そのまま打っていると破裂してしまう為、ここで空気投入を行い、ボール内の圧力調整を行うことが大切とされます。
空気入れと言ってもビニールプールなどで使うような大型な形ではなく、ボールに注入することに特化した小型な形です。この為、空気入れ自体も付属品として持ち運べ、遠征などに携行するにも便利です。
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